1951-05-22 第10回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
この法律を制定いたしましても、ほんとうにその実をあげまするのには、各省の協力が最も大切なのでありまして、各省の協力なくしては、この法律はほんとうにその成果を期し得られないのでありますから、こういう点からさような規定を置きまして、各省の代表的な意見の開陳、あるいは希望、あるいは資金面に対する連絡等に当てたい、かように考えまして、参與制をしいておるわけであります。
この法律を制定いたしましても、ほんとうにその実をあげまするのには、各省の協力が最も大切なのでありまして、各省の協力なくしては、この法律はほんとうにその成果を期し得られないのでありますから、こういう点からさような規定を置きまして、各省の代表的な意見の開陳、あるいは希望、あるいは資金面に対する連絡等に当てたい、かように考えまして、参與制をしいておるわけであります。
今度は高井さんにひとつ承りたいのでありますが、そうすると、こういう半官半民のような電気会社が、一政党が参與制をしいて金を出してくれと言つたからというてお出しになつたとすれば、今後国民民主党なり社会党なり共産党なりがそういうものをつくつて行つたときに、はたしてお出しになるかどうか。これは高井さんに承つておきたい。
さらに必要な長官の補佐機関と申しますか、関係行政機関の職員をもつて連絡協調をはかる意味合いにおきまして、参與制を置きましたことは、ただいま御指摘の通りでございます。ただこれが運用にあたりまして、御心配になるような事態が起るということにつきましては、十分に考えなければならないと思うのでございます。
○政府委員(加藤常太郎君) この参與制は名誉職でありまして、無給でありまして、余り費用が要りませんので、予算関係は何ら関係はありません。人員の点においても関係ありませんです。
概してかくのごとき委員会なるものは、現在存置いたしておりますところの参與制の上に屋上屋を架する無用の長物でありまして、政策委員会、すなわちポリシー・ボードであるよりは、いわゆる睡眠委員会、スリーピング・ボードにならねば幸いであります。民自党のいる大藏委員さえ、これは失業救済委員会だと、痛いところを突いているほどなんであります。
もちろんそれがためには、法制的に考えると機構も必要でございますから、他省に關する問題については今後他省と十分の了解のもとに、参與制その他のあるいは諮問機關、そういつたものをつくつていきたい。また勞働省そのものについては、婦人局に對して諮問すべき機關が當然必要だと考えております。これについては目下考慮中でございます。